熱中症による頭痛の症状は、通常の頭痛と違い緊急性がありますので注意が必要です。
熱中症の分類のⅠ度(軽度)、Ⅱ度(中等度) 、Ⅲ度(重度) の中のⅡ度(中等度)に当たります。
吐き気や、嘔吐などの症状も出ますのですぐに処置をしないと、手遅れになる可能性があります。
熱中症頭痛と一般の頭痛は、どこが違うのかを知っておかないと、頭痛薬を飲んで様子を見るだけになってしまいがちですので、症状の違いを知っておきましょう。
目次
頭痛の主な種類
一般的な頭痛(風邪や二日酔いなどの頭痛)、慢性的な頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など)、脳の病気による頭痛(くも膜下出血や脳出血などで起こる頭痛)があります。
風邪や二日酔いなどの頭痛の症状
一般的な頭痛で原因がはっきりしており、治れば自然と解消します。
片頭痛の症状
頭がズキンズキンと痛むのが特徴です。
緊張型頭痛の症状
頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが特徴です。
群発頭痛の症状
目がえぐられるような耐えられないほどの痛みが特徴です。
くも膜下出血の頭痛の症状
バットで殴られたような痛みが特徴です。
脳出血の頭痛の症状
頭痛は徐々にひどくなっていきます。なかには吐き気や嘔吐を伴うケースもあります。
熱中症頭痛の症状
では、熱中症の頭痛はどのような症状でしょうか。
緊張型頭痛の症状と同じく締めつけられるような痛みが特徴です。その他に全身の倦怠感や、吐き気、嘔吐や大量の汗をかいているにもかかわらず、水分が取れないなどの症状が現れます。
暑い環境時に、このような症状が現れたら、熱中症頭痛と考えられ、しかも、急を要する症状なので早い対処が必要です。
熱中症頭痛の原因
原因のもとは、脱水症状です。水分量が不足している状態でも、自律神経は身体を冷やすために、血液を皮膚の毛細血管に送り出し、汗を出し続けます。
その結果、脳などに流れる血液量が減り、頭痛やめまい、吐き気などの症状があらわれます。
熱中症頭痛の対処法
それでは、熱中症頭痛が発生している方の対処は、どのようにすればいいのでしょうか。
頭痛やめまい、吐き気などの症状があらわれている場合は、重度の一歩手前なので、まずは、救急車の手配をしてください。次に、身体を冷やすことが重要です。体温が正常になれば、自律神経も安定し正常な状態に戻ります。
近くにエアコンの効いているところがあれば、移動してください。なければ、日陰に移動し、衣服を緩め、脇の下や、首を冷やし、体温を下げてください。あとは、水分が取れるようなら、塩分を含んだ水などを与えてください。
経口補水液が理想的です。暑いときに、運動や作業をするときは、必ず経口補水液を準備しておきましょう。水分だけ与えると、かえって脱水症状がひどくなる可能性があります。
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しかし、経口補水液は、通常の状態で飲むものではありませんので、あくまでも、熱中症になった時だけにしてください。
まとめ
熱中症頭痛の原因と対処法
熱中症による頭痛の症状は、熱中症の分類のⅠ度(軽度)、Ⅱ度(中等度) 、Ⅲ度(重度) の中のⅡ度(中等度)に当たります。すぐに処置をしないと、手遅れになる可能性があります。
頭痛の主な種類
一般的な頭痛(風邪や二日酔いなどの頭痛)、慢性的な頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など)脳の病気による頭痛(くも膜下出血や脳出血などで起こる頭痛)などがあります。
熱中症頭痛の症状
緊張型頭痛の症状と同じく締めつけられるような痛みが特徴です。その他に全身の倦怠感や、吐き気、嘔吐や大量の汗が出ます。
熱中症頭痛の原因
原因のもとは、脱水症状です。脳などに流れる血液量が減り、頭痛やめまい、吐き気などの症状があらわれます。
熱中症頭痛の対処法
まずは、救急車の手配をしてください。
次に、身体を冷やしてください。
そして、水分が取れるようなら、塩分を含んだ水を与えてください。