寝ぐずりの症状
おなかが空いたとか、オムツが気持ち悪くて泣くのは寝ぐずりでなく、夜寝る前になぜか泣き出し、泣き止まない状態を寝ぐずりといいます。夜泣きとは違います。
赤ちゃんは、最初のうちは眠ることが苦手です。眠たいのに眠れない状態になり、寝ぐずりします。ある時は、泣きづかれて、体力を消耗して寝てしまうこともあります。
赤ちゃんの寝る環境が整わないと、いつまででも寝ぐずりをして、寝かしつけに時間がかかってしまいます。
寝ぐずりが始まる時期
寝ぐずりが始まるのは、6カ月頃からで、早い赤ちゃんは、1~2カ月から始まる場合もあります。
終わる時期は、1~2歳ごろまでです。長いですね。この間は、我慢しないといけないのでしょうか。
そんなことは、できないですね。そこで、寝ぐずりについて一緒に考えていきましょう。
寝ぐずりの原因
はっきりした寝ぐずりの原因はわかっていませんが、成長してきて自我が芽生え主張を始めた事によるもの、単純に甘えている場合、暑い場合や、寒い場合、身体がかゆい場合、部屋が明るすぎる場合、周りのテレビなどの音が大きい場合、眠ることが怖い場合、日中、興奮しすぎた場合、まだ寝たくない場合などが、寝ぐずりの原因だといわれています。
寝ぐずりの対策
添い寝をしてみる
心細い場合や、暗くて不安な場合の寝ぐずりは、添い寝をしてみると、リラックス効果により、不安感か和らぎ、心地良くなり、安心して眠りにつきます。
睡眠のリズムがまだ出来上がっていない場合や、まだ、遊び足りない場合の寝ぐずりは、添い寝はあきらめて、少し、遊んでみましょう。
ブランケットや、おくるみを使用して、心地よい状態を作り出してみると、寝ぐずりがおさまる場合があります。
昼間、適度に遊ばせる
少し成長してくると、体力がついてきて、夜になってもまだ、体力が余っており、すんなり、眠れなくなり寝ぐずりします。
昼間、適度に遊ばせることにより、夜になる頃に気持ちいい疲労感を感じるようになると、寝ぐずりせず寝てしまいます。
ただし、遊びに夢中になり、興奮してしまうと、目がさえてしまって、寝られなくなり、逆に、寝ぐずりがひどくなるので、成長に合わせ、適度に遊ばせてみましょう。
昼寝の時間は、気を付けましょう
夜、寝ぐずりするからと言って、昼寝をささないというのは、赤ちゃんの成長にとってよくありません。できれば、昼から、2時間は寝かしてみましょう。ただし、あまり遅い時間に寝かすと、夜に寝られなくなるので、いくら遅くても、16時までには終わらせましょう。
寝ぐずり防止には、体内時計を生活のリズムに合わせる必要がありますので、夜は、19~20時には寝かせ、朝は、7~8時には起こしてみましょう。朝は、いっぱいの太陽の光を取り入れましょう。
そのことにより、体内時計がリセットされ寝ぐずりを防止できます。
寝る前は、スキンシップをとってみましょう
寝る前に、いきなりベッドや布団に寝かせると、不安になり寝ぐずりします。寝る前には、特にスキンシップをとってみましょう。同時に、入眠儀式を行ってみましょう。
寝ぐずり防止のために、絵本を読んでみたり、音楽を聞かせてみたり、お気に入りのぬいぐるみを抱っこさせてみるなど、毎日、寝る前に同じことをしてみて、これが始まると、寝る時間だよってわかるように、習慣づけてみてください。
そうすれば、赤ちゃんも寝る時間だとわかるようになり、自然と寝ぐずりせずに、入眠モードに入っていきます。お母さんも、赤ちゃんも、ともに、リラックスできる方法で行ってみてください。
お母さんは、ゆったりした心で対応してみましょう
お母さんが、イライラした状態ですと、どのようないい対応をしても、赤ちゃんは、敏感に感じ取りますので、寝ぐずりします。お母さんの、ゆったりした心が、一番の寝ぐずり防止対策です。
ゆったりした心で、赤ちゃんが落ち着くまで、見守ってみてください。寝ぐずりも、成長してきている証拠です。永遠に続くものではありませんので、泣き止まそうとせず、スキンシップをとってみてください。
胎内環境を再現してみてください
胎内にいるときに聞いていた音楽や、胎内で聞こえていた音、などを聞かせてみたり、おくるみを使用して、適度な圧力、適度な温度を再現してみますと、赤ちゃんは、安心して、寝ぐずりせず眠りにつきます。
しばらく寝ぐずりさせておいてみましょう
どうしても、寝ぐずりがおさまらない場合は、しばらく、そのままに、してみましょう。その時も、笑顔で見守ってみましょう。きっと、赤ちゃんも、不安感がなくなり、眠りにつくでしょう。
お父さんは、そんな時は、家事などを一手に引き受けてください。お母さんがゆったりと赤ちゃんに集中できる環境を作ってみてください。
赤ちゃんの環境は、お母さんが、お母さんの環境は、お父さんが作ってみてください。
グッズを活用してみてください
寝ぐずり防止には、おしゃぶりや、お気に入りのぬいぐるみで、落ち着かせてみてください。今は、赤ちゃんが泣き止むグッズも開発されています。そのようなグッズも活用して、ぜひ、乗り越えてください。
こちらで、赤ちゃんが泣き止むグッズを取り扱っておりますので、寝ぐずり防止に活用していただければ、幸いです。