ダイヤモンドと言えば、永遠の輝きと言われますね。でも、なぜ、ダイヤモンドは永遠に輝くのでしょうか。
ダイヤモンドは基本的に透明ですが、透明なものと言えば、そのほかにもたくさんありますね。代表的なのがガラスです。ほかにもアクリル樹脂などの合成樹脂などもあります。
ダイヤモンドと同じ形にしても、ガラスや、アクリル樹脂などは、ダイヤモンドと同じようには輝かないですね。
何が違うのでしょうか。輝くためには光が必要ですが、光に当てても同じようには光りません。
そこで、ダイヤモンドの輝きについて、お役立ち情報をお届けします!!
ガラスでできたジュエリーで有名なのがスワロフスキーですね。一方、アクリル樹脂でできたのがアクリルストーンと言われるものです。
もう一つ有名なのがキュービックジルコニアというのがあります。キュービックジルコニアにつきましては、キュービックジルコニアとはで詳しく解説しておりますのでそちらをご覧ください。
それでは、スワロフスキーとアクリルストーンについて見ていきましょう。
目次
スワロフスキーとは
スワロフスキーは、本来商品名でなく創業者の名前なんです。
スワロフスキー社で作成されたクリスタルガラスの事をスワロフスキーというようになったのです。
正式にはクリスタライズといいます。
スワロフスキーは、通常のクリスタルガラスより、酸化鉛をより多く配合(32%以上)し、光の反射により、虹色に見えるのが特徴です。
輝きにつきましては、充分きれいですが、ダイヤモンドに比べると劣ります。
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アクリルストーンとは
アクリルストーンは、プラスチックでできていますので、傷つきやすく、輝きもガラス製に比べると劣ります。しかし、値段の安さが魅力です。
主に大量にデコレーションするときに使用されます。スワロフスキーを大量に使用すると値段が高くなりますので、その代わりとして使用されることが多いです。
アクリルストーンは、型に樹脂を流し込んで作ります。カット面は、実際にカットしていませんので輝きは、スワロフスキーよりは劣ります。
スワロフスキーを使用する前に、練習用として使用される方も多いです。
スワロフスキーもアクリルストーンも輝きにつきましては、ダイヤモンドと比較するとどうしても劣りますが、比較せず単独で見るととてもきれいですので、必要に応じて使い分けしていただければ充分お楽しみいただけます。
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ダイヤモンドとは
さて、ダイヤモンドについてですが、ダイヤモンドの歴史は、カットの歴史でもあるのです。
そこで、カットの歴史について見ていきましょう。
ダイヤモンドのカットの歴史
ダイヤモンドのカットと言えば、ラウンドブリリアントカットが有名ですね。でも、このカットに至るまでには、多くの時間を有しました。
始まりは、古代インド(紀元前)が発祥だといわれています。もちろん、最初にダイヤモンドが発見されたのも、古代インドです。
当初は、カットというよりは丸く磨いたもののほうが好まれる傾向がありました。
ダイヤモンドの輝きを増すカットが盛んになったのは、中世ヨーロッパ(14世紀〜)の時代だと言われています。
ダイヤモンドの輝きの最高峰と言われるラウンドブリリアントカットが生まれたのは、ごく最近で、20世紀になってからなのです。
それまでは、多くのカット方法を作り出されてきました。代表的なのが、テーブルカット、ローズカットで、それ以外にも、マザランカット、オールドマインカット、オールドヨーロピアンカット、プリンセスカットなどがあります。
これらのカットを経て、理想的な輝きの58面ラウンドブリリアントカットが生まれました。
現在では、これ以上の、82面ラウンドブリリアントカット、144面ラウンドブリリアントカットも作成されております。
しかし、いまだかつて、58面ラウンドブリリアントカットの輝きを上回るカットは、生まれておりません。
ラウンドブリリアントカット とは
ラウンドブリリアントカットは、ダイヤモンドのブリリアントカットの中で最も一般的なカット方法です。58面体にカットされていて、上から見るとラウンド(円形)になっています。
ダイヤモンドのクラウン側(上側)は、33面カットでパビリオン側(下側)は、25面カットになっており、合計58面にカットされいてます。先端のキューレット部をカットしていない場合は、57面になります。
ダイヤモンドが輝く理由
ダイヤモンドは、なぜ、きれいに輝くのでしょうか。
ダイヤモンドが輝く理由は、カットによる要因と、材質による要因があります。
カットに関しては、歴史の中で、理想的な輝きをもつ58面ラウンドブリリアントカットを作り出されたことです。
材質に関しては、ダイヤモンドの光学的特性により、屈折率が非常に大きく輝きのもとになっています。
屈折率が大きいと、表面反射が高くなり、また、内部での全反射が起こり、いったん内部に入った光は、外に出にくくなり、内部反射を繰り返し、よく輝きます。
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ダイヤモンド輝きは永遠なのでしょうか。
結論から言いますと、ダイヤモンドは、お手入れしないと輝かなくなってしまいます。
定期的にお手入れをしますと、永遠に輝き続けます。
しかし、取り扱いや、間違ったお手入れをすると、いくら硬いダイヤモンドでも、弱点がありますので、欠けたり、割れたり、焼失したりします。
これらの詳しい内容は、ダイヤモンドのお手入れで輝きを保ちましょう!のところでお話ししていますので、参考にしてくださいね。