スターリングシルバー|知っておくべき5つのこと!

スターリングシルバーって、聞きなれない言葉ですね。でも、ジュエリーの世界では、案外、知られた言葉なんです。スターリングとは?、シルバーとは?

そんなスターリングシルバーの名前の由来や、どのようなものなのかについてまとめてみました。

 

目次

スターリングシルバーとは

スターリングシルバーとは、本来、イギリスの昔の銀貨と同じ配合の銀をさす言葉なんです。スターリングは、「本物」という意味があり、シルバーは、「銀]のことなんです。

直訳すれば、「本物の銀」ということになります。配合は、純銀が92.5%で、残りの7.5%が他の金属の合金なんです。

残りの7.5%の金属の事を割り金といい、どのような金属を使うかは、決まっておりません。通常は、銅やパラジウムを使用しています。

スターリングシルバーは、純銀が92.5%配合されていますので、スターリングシルバー925と言われています。

スターリングシルバー925

スターリングシルバー925は、一般的にはシルバー925と言われています。925をつけなくても、

スターリングシルバーといえば、シルバー925のことを指します。

ジュエリーに「sterling silver」と刻印されていれば、シルバー925のことなんです。

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スターリングシルバーって変色するの?

スターリングシルバーって、変色するのでしょうか。

スターリングシルバーは、銀が92.5%含まれていますので、銀が変色するかどうかですね。

銀は、酸化はしませんが、硫化や塩化反応により、少しづつ変色していきます。

これは、銀の特性で、銀の食器は、よく、磨いている場面をドラマなどで見ますが、これは、汚れを拭いているのではなく、変色を防止するために行っているんです。

ジュエリーも同じように、手入れをしないと変色していきます。空気中にある微量な硫化水素により化学反応を起こし、最終的には、硫化銀になり黒ずんできます。

また、漂白剤などの塩素と反応し、塩化銀になり硫化銀と同じように黒く変色します。

変色を防止するためには、日常のお手入れが重要になってきます。万が一、変色してしまった場合は、専用のクリーナーなどでお手入れする必要が出てきます。

幸い変色するのは表面だけですので、お手入れは比較的簡単にできますので安心してくださいね。

スターリングシルバーってアレルギーが発生するの?

スターリングシルバーは、シルバー925の銀でできていますが、銀って、アレルギーが発生することはあるのでしょうか。

結論を言いますと、純銀がアレルギーを起こす確率は非常に低いといわれています。

しかし、シルバー925は、割り金として、銅が入っていますので、体質により金属アレルギーになる可能性がわずかですがあります。純銀の金属アレルギーの陽性率は0.1%で銅の場合は4.0%と言われています。

しかし、スターリングシルバーは、ほとんどの場合、ロジウムコーティングされていますので、直接、割り金の銅と接触することはありません。

ロジウムは、金や、プラチナと同じようにほとんどアレルギーを起こさない金属なんです。

しかし、あえて、ロジウムコーティングをしないものもありますので、ロジウムコーティングしていない場合は、アレルギーが心配な方は、念のために事前に銅の金属アレルギーがないかを確認しておく方がいいですね。

金属アレルギーに関することは、こちらに詳しく書いておりますので参考にしてください。

シルバー925 とは?今さら聞けないシルバー925の7つの疑問!

 

スターリングシルバーのお手入れ

スターリングシルバーは、ほとんどの場合、ロジウムコーティングされていますので、アレルギーはもちろん、黒く変色することはまずありませんので安心して使用していただけます。

しかし、長年使用していますと、ロジウムコーティングが摩耗し、シルバー925が表面に見える場合がありますので、その場合は、アレルギーや、変色が起こる可能性が出てきます。

また、ロジウムコーティングとの色合いが若干違いますので、遠目でみると変色しているように見える場合があります。

ロジウムコーティングがはがれてしまった場合は、メーカーで新品再生をしてもらってくださいね。そうすれば、また、新品の輝きがよみがえります。数千円で修理が可能です。

ロジウムコーティングをしているから、お手入れしなくてもいいというわけではありませんので、輝きを保つためと、寿命を延ばすためにも、日常のお手入れはこまめにしてくださいね。

スターリングシルバーは、ほとんどの場合、ロジウムコーティングされていますと言いましたが、中には、ロジウムコーティングしていないものもあります。

銀は、硫化水素と反応して、黒く変色するといいましたが、この硫化反応を積極的に活用し、凹凸の陰影を出す技法を用いられる場合があります。

この技法を燻し(いぶし)加工といわれています。この場合は、ロジウムコーティングはしていませんので、変色や、アレルギーに、より注意する必要があります。

アレルギーに関しましては、先ほども言いましたように、心配な方は、念のために事前に銅の金属アレルギーがないかを確認しておいてくださいね。

お手入れに関してですが、日常のお手入れが重要になってきます。

お手入れの方法は、こちらに詳しく書いておりますので参考にしてくださいね。

シルバー925の知っておくべきお手入れ方法とは?

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